センサーライトは非常に便利ですが、「取り付けるべき場所」ってご存知ですか?センサーライトは勝手にライトが付いてしまうので、場所によっては失敗、後悔するケースも存在します。
我が家は今年、注文住宅を建てましたが、その際に「人感センサーライト」をいくつかの場所に配置しました。
今回は僕が実際にセンサーライトを取りつけて良かった場所や、ネット上の意見などを参考にオススメのセンサーライトを付ける場所をご紹介します。
これから新築を建てる方はもちろん、今後リフォーム予定の方も是非今回の記事を参考にして下さいね。
1.人感センサーライトとは?
2.センサーライトのメリット
3.センサーライトのデメリット
4.新築にセンサーライトを取り付けるべき場所
5.センサーライトを取り付けるべきでない場所
6.まとめ
1.人感センサーライトとは?
「人感センサーライト」とは、人を感知して自動で電気が点灯・消灯するシステム。点灯後は一定の時間が経過したら勝手に消灯するので、電気の消し消し忘れを防ぐ事が出来ます。
センサーライトは非常に便利な機能ですが、家の全部のライトに採用すれば良いかと言うとそれはNG。
実際には取り付けるべき場所とそうでない場所が存在します。これらを正しく理解しないと、使い勝手の悪い不便な家になるので注意しましょう!
特に新築を建てる場合、センサーライトの取り付け場所には十分考慮したい。
2.センサーライトのメリット
まずは、センサーライトの「メリット」を見ていきましょう。
・照明のスイッチを押さなくていい
・消し忘れを防げる
・節電できる
・場所によっては防犯対策になる
センサーライトのメリット1:照明のスイッチを押さなくていい
センサーライトは自動で点灯、消灯してくれるので、従来の照明のようにスイッチを押す必要がありません。
スイッチを押さなくて良いという事は、単に手間を省けるだけでなく安全面にも長けています。
例えば深夜の「廊下」「階段」は真っ暗です。電気をつけるために暗闇の中で歩くと、階段から落下したり転倒する恐れがあります。
センサーライトであれば勝手に点灯してくれるので危険がありません。
深夜に帰宅した場合も、玄関のライトが自動で点灯するので鍵穴を探す必要もありません。
センサーライトのメリット2:消し忘れを防げる
センサーライトは自動で「点灯」「消灯」してくれるため、電気の消し忘れを防ぐ事ができます。
特に我が家では妻がいつものように電気を付けっぱなしにしています。センサーライトを取り付けている場所だけは、消し忘れがありませんw
センサーライトのメリット3:節電できる
電気の消し忘れが無くなるという事は、それだけ電気の節電にも繋がります。微々たる金額かもしれませんが、それが何年、何十年というスパンで考えれば大きな節約になります。
センサーライトのメリット4:場所によっては防犯対策になる
屋外にセンサーライトを取り付ける場合は、泥棒の防犯対策にも繋がります。
防犯対策として有効的なのは「玄関」「庭」「裏庭」「カーポート」などの屋外です。夜中に人が近寄ると勝手にライトが点灯するので泥棒は嫌がります。
3.センサーライトのデメリット
続いては、センサーライトの「デメリット」を見ていきましょう。センサーライトはメリットばかりではありません。デメリットについても、しっかり理解する必要があります。
・初期費用が高い
・誤作動する場合がある
・場所によっては邪魔になる場合もある
センサーライトのデメリット1:初期費用が高い
通常のスイッチ式の照明に比べて、センサーライトは器具が高額になります。ようするに初期費用が多く掛かるという事。
センサーライトの数量が多ければ多いほど、照明に掛かる費用は高くなります。新築で普通のライトをセンサー式にしようとすると、小さなダウンライトでも1個あたり1万円~2万円くらい上乗せになります。
ライトの種類やデザイン、大きさによっても上下します。ネット上には数千円で販売されているものもあります。
センサーライトのデメリット2:誤作動する場合がある
センサーライトは意外と何でも作動してしまいます。例えばペットを飼っていればペットが動く度に照明が点灯します。僕の実家では人がいないのに、よく玄関のセンサーライトが点灯しています・・。
まだ暗くないのに照明が点灯している事もあります。
センサーライトのデメリット3:場所によっては邪魔になる場合もある
人感センサーライトは場所によっては邪魔になる場合もあります。特に家の中で長時間過ごす場所では、勝手に点灯・消灯するセンサーライトは邪魔に感じやすいです。
これについては後程説明しますが、例としては「リビング」「寝室」「お風呂」などが挙げられます。
4.新築にセンサーライトを取り付けるべき場所
続いては、新築を建てる際に「センサーライトを取り付けるべき場所」について見ていきましょう。
個人的にオススメなのは以下の場所。
・玄関
・玄関ホール
・階段
・廊下
・トイレ
・駐車場
・物置
センサーライトを取り付けるべき場所1:玄関
玄関の外側には必ずセンサーライトを取り付けましょう。
玄関は夜間、鍵を開ける作業があるため、センサーライトが無いと非常に不便です。荷物を持っている事も多いため電気がつかないと困ります。
来客の事を考えても、玄関の外側には必ずセンサーライトを取り付けましょう。
玄関部分のセンサーライトは、防犯対策にもなるのでオススメです。
センサーライトを取り付けるべき場所2:玄関ホール
家に入ってすぐの「玄関ホール」でもセンサーライトは取り付けるべき。
玄関の外側はセンサーライトにしているけど、中はセンサーライトにしない家庭がたまにいらっしゃいます。
玄関には段差もあるため転倒防止のためにも、センサーライトを取り入れるべき。玄関ホールも荷物を抱えていることが多いため、毎回スイッチを押すのは面倒です。
センサーライトを取り付けるべき場所3:階段
階段は夜、非常に危険です。落下や転倒の恐れがあるので、センサーライトは取り付けた方が良いです。
夜寝ぼけていると、スイッチを探す作業が危険なので、自動でライトがつくようにしておきましょう。
センサーライトを取り付けるべき場所4:廊下
廊下にもセンサーライトは必要です。
我が家では「1階の階段」「2階の階段」それぞれにセンサーライトを導入しています。
廊下は基本的に居続ける場所ではないため、消し忘れのためにも人感センサーライトがオススメです。
窓がない廊下だと昼間でも暗いです。通る度に照明を手動で付けるのは面倒なため、センサーライトがあると便利です!
センサーライトを取り付けるべき場所5:トイレ
個人的にはトイレもセンサーライトにしておいた方が使いやすいです。でもトイレについては意見が分かれるので注意が必要。
トイレ中に、勝手に電気が消えるのがストレスに感じる方も多いようです。
センサーライトを取り付けるべき場所6:駐車場
駐車場にセンサーライトがあると夜に車を止めやすくなります。暗いとバックの時に後ろが見え辛く、車をぶつけてしまう方がいらっしゃいます。
車から降りた時に足元が照らされているのも助かります。
夜間、人が近づくと勝手に点灯するため防犯対策にも繋がります。
センサーライトを取り付けるべき場所7:物置
物置にセンサーライトがついてると物を探しやすいのでオススメです。
我が家は外の物置に電気をつけていないため、夜に開ける時は懐中電灯持参で中を見ています。
5.センサーライトを取り付けるべきでない場所
続いては、反対にセンサーライトを取り付けるべきではない場所をご紹介します。
センサーライトを取り付けない方が良い場所は、長時間滞在する事が多い場所です。
・寝室
・お風呂
・リビング
・子供部屋
・トイレ
センサーライトを取り付けるべきでない場所1:寝室
寝室にセンサーライトがあったら眠れません。動く度にライトが点灯するのでストレスになります。テレビを見たり本を読んでいても、動いていないと勝手に電気が消えてしまいます。
センサーライトを取り付けるべきでない場所2:お風呂
お風呂にセンサーライトを取り付けると、ゆっくり湯船に浸かっている時に電気が消えてしまいます。シャワーだけしか使わないなら良いかもしれませんが、使いづらいと思うのでオススメはしません。
お風呂にセンサーライトを取り付ける人はいないと思います。
センサーライトを取り付けるべきでない場所3:リビング
リビングにセンサーライトを取り付けると、テレビを見たりゆっくり寛いでいる時に突然電気が消えてしまいます。
リビングは長時間滞在する場所なのでセンサーライトの設置は却下。
センサーライトを取り付けるべきでない場所4:子供部屋
子供部屋にもセンサーライトは付けるべきではありません。
例えば「寝返りをうつ度に電気がつく。」「勉強中に勝手に電気が突然消える。」こういった事が発生するからです。
センサーライトを取り付けるべきでない場所5:トイレ
先ほどもお話しましたが、トレイへのセンサーライトの設置は賛否両論意見が分かれます。
トイレは人によってはセンサーライトが鬱陶しく感じる場合もあります。ちなみに我が家ではトイレにセンサーライトを取り付けて正解でした。
ちなみにオススメしないのは、「トイレに長く入っている事が多い方」こういう方はコマメに電気が消えるのが逆にストレスに感じやすいです。
トイレ中に電気が消えたら体を動かしてセンサーライトを点灯させないとダメだからです。
6.まとめ
以上です。今回はセンサーライトのメリット・デメリットや、新築を建てる際にセンサーライトを取り付けるべき場所などをご紹介しました。
人感センサーライトは非常に便利な機能ですが、付ける場所によっては逆に使いづらくなる恐れがあります。
メリット・デメリットをしっかり理解した上で、相性の良い場所に取り付けるべきです!
センサーライトを新築に取り付ける予定がある方は、是非今回の記事を参考にして、センサーライトの取り付け位置を見直してみましょう!