新築マイホームでは様々な失敗・後悔するケースが存在します。そんな中でも今回は事故のリスクが高い「階段」についてお話します。
今回は新築マイホームの「階段」でよく聞く失敗・後悔するケースをご紹介したいと思います。
階段はデザインや機能性、使い勝手だけでなく、「安全面」にも考慮して作る必要があります。小さな子供やお年寄りが住んでいる家庭であれば、むしろデザインよりも「安全性」を考慮すべきです。
これからマイホームを立てようと考えている方は、是非今回の記事を参考にして、理想的な階段を作ってくださいね。
1.リビング階段で失敗
2.螺旋階段で失敗
3.階段が急すぎた
4.踊り場つけなかった
5.玄関に階段をつけて失敗
6.窓の失敗
7.手すりでの失敗
8.人感センサーライトにしなかった/a>
9.まとめ
1.リビング階段で失敗
最近では「リビング階段」を導入する家庭が増えています。リビング階段とはリビングのスペースに階段が取り付けられたデザインのこと。
オシャレで開放感がある一方で、失敗するケースも多く存在します。
・暖房、冷房が効かない
・エアコンの電気代が高くなる
・料理のニオイが二階まで上がってしまう
・リビングの音が2階まで響く
まずリビングに階段を取り付けるとエアコンが効きづらくなります。
「暖かい空気⇒上へ」
「冷たい空気⇒下へ」
特に冬場はエアコンの暖かい空気が上に逃げていきます。そのせいでいつまで経っても部屋が暖まらない状況になります。
寒すぎて震える:(´◦ω◦`):
暖房つけて毛布かけてるのに寒すぎる。
なんでなーん。
階段をリビング階段にしたの、マジで失敗すぎる…
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うちのリビング、夏はクーラー効かなくて冬は暖房効かない最悪なリビングなので引越したい。
リビング階段は失敗だったな
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エアコンが効きづらくなるだけでなく、エアコンが無駄に稼動するため電気代も高くなります!
後はリビングの声やテレビの音が二階の寝室まで響いたり、料理のニオイが2階まで上がってしまうなどのデメリットもあります。
今の家、せっかくリビング階段なんだけど、こんなに暑いとエアコンが全くきかない・・・。 22度設定でパワフル運転なんだけどね・・・。 アンチ eco 。来月の電気代も記録が出そう・・・。
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結局「リビング階段」を採用することにし、7月に引越しました。とても暑い夏でした。
クーラーをフル活用して、その夏を乗り越えたのですが、後日電気代の請求書を見て凍りつきました。
約5万円の電気代請求がきたのです。
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ちなみに我が家ではこういったデメリットが嫌で、リビング階段に扉を設けました。
2.螺旋階段で失敗
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オシャレな「螺旋階段」を取り入れた事による失敗談も多く存在します。
螺旋階段で失敗するケースは以下のようなもの。
・踏み外しやすく危険
・大きい荷物を二階に運べない
・エアコンが効かない
・階段下の収納が作れない
螺旋階段はくるくると円を描くような階段のデザインです。普通の直線階段に比べて踏み外しやすく危険が多いです。
年始早々にいとこがうちの家の螺旋階段から落ちそうになるヮラ
こっちがヒヤヒヤするわ、
たしかにあれ危ないヮラ
将来子供出来た時とかのこと考えたら壁付けなかんな
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外側と内側で踏み板の寸法が異なるため、転倒・転落が起こりやすいと言われています。
ただでさえ事故が多い階段ですから、さらに危険度が高まるのは怖いですね。特に小さいお子さんや年配の方が住んでいる家庭では注意しましょう。
ベッドが欲しいなって、これいいなって思ったんだけど、うち螺旋階段だから部屋まで運べないかなって。冷蔵庫とか大きい物は階段で回れないんだよね。
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螺旋階段では回転しながら上るため、普通の階段に比べて大きな荷物が運びづらいです。荷物のサイズによっては運べないこともあります。
3.階段が急すぎた
家庭内の事故は交通事故と同じくらい起きているらしい・・・。しかもその家庭内の事故で多いのが「階段」での事故です。
傾斜が急な階段は踏み外しやすく、大きな事故にも繋がります。リビングなど他の面積を広くしたいという理由で、階段の面積を狭くすると、その分傾斜が急な階段になるため注意が必要です。
注文住宅のデメリットというか、部屋の間取りにこだわりまくった結果、階段が急な上にめっちゃカーブしてる形になっちゃって、気をつけてないとコケる。
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4.踊り場つけなかった
踊り場って知ってますか?踊り場とは階段の途中にある四角の平らなスペースの事です。曲がる形の階段だと四角の踊り場があった方が踏み外しにくくなるし、仮に転落しても大きな事故を防げます。
インスタなどを見ていても、「踊り場つければよかった!」という意見は意外と多いです。
家の間取り、後悔ポイントなかったけど階段の踊り場は作ればよかったなー
どこから落ちても落ちた時点で怪我はするけど…
いつか、私の孫が来るようになる頃にはリフォームしよう
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5.玄関に階段をつけて失敗
玄関ホールに階段を付ける家庭も多いですね。ちょうど上の絵のような配置です。
玄関に階段をつけると、子供が大きくなったときに「すぐに2階に上がってしまい顔を合わせなくなる」というデメリットがあります。
我が家もこれが嫌でリビング階段にしました。
6.窓の失敗
階段部分の窓の失敗もよくあります。
まずは窓を高い位置につけてしまって、「掃除ができない!」「窓の開け閉めがめんどくさい!」という失敗談。
他にも階段に窓をつけなかったせいで、「階段が薄暗い!」といった失敗談も。窓は絶対必要なものではないけど、家全体を明るいイメージにしたいなら付けたほうが良いです。
ただし高い位置に付けすぎると使いづらくなるので注意しましょう。我が家も高い位置に窓を取り付けましたが、10ヶ月住んでも一度も開けたことないし、掃除もしたことありません・・。
高い位置の窓は失敗でした・・。
天窓だけでなく家の内側からも外側からも。そのままでは拭く事の出来ない位置に窓を設置すると確実に後悔します。両親は階段の吹き抜けに大型の彩光窓を設置しましたが。開閉機構故障で締切固定。内部には結露により黒カビ付着。大型脚立か梯子が無いと掃除不可能な窓。
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二階and屋根まで出来たんだけど、二階の東側の廊下の窓を少し小さくしてしまったことを早速後悔している。廊下and階段が昼間暗くなる気がする
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7.手すりでの失敗
手すりでの失敗は「手すりの幅が広すぎて子供が落ちそう。」「手すりが低くて危ない。」「そもそも手すりがない!」といった失敗談があります。
我が家の寝室は3階なんですけど、家を建てる時に階段に手すりを付けておけばよかったなと激しく後悔….
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一条の階段とか吹き抜けの腰壁の上の手すり部分、上面はラウンドしてていいんだけとサイドへ回り込んだところの切り返しがキツく鋭角になってて、手で掴むと痛いんだよね。子供が頭ぶつけたりしたら危ないと思う。つくづく相性合わねーHMだと思った記憶
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8.人感センサーライトにしなかった
階段の照明は人感センサーライトをオススメします。階段を手動での照明にすると不便なので気をつけて下さい。
階段は夜、非常に危険です。落下や転倒の恐れがあるので、センサーライトは取り付けた方が良いです。
夜寝ぼけていると、スイッチを探す作業が危険なので、自動でライトがつくようにしておきましょう。
センサーライトはネットなどで購入して、後付けで取り付ける事も可能です。
9.まとめ
以上です。今回はマイホームの「階段」で、よくある失敗例をご紹介しました。
階段は危険が多く事故が起こりやすい場所です。できるだけ失敗はなくしたいですよね。
階段はデザイン以上に安全面に気を使うことが大切。
是非今回の記事を参考にして失敗のない階段づくりを行ってくださいね。
マイホームで後悔するポイントは正直腐るほど出てきます。「一つも後悔していない!」なんて家庭はないと思う。
インスタではマイホームの後悔ポイントをたくさん紹介しているから、是非チェックしてみてください!