新築の外壁を「黒」にした失敗談。僕が実際に黒い家を建てて感じたこと。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
※当記事はPRを掲載しています。

新築を建てる際に外壁の色ってめっちゃ迷います。我が家でも「白」か「黒」で悩んで、結果的に「黒い外壁」を選びました。

今回は外壁を黒にした事で起こる失敗談や、実際に外壁を「黒」にした感想などをご紹介したいと思います。

僕自身、黒い外壁の家に住み始めてもう少しで1年が経つので、実際に住んで感じた事などもお話します。

黒い外壁に対する意見は賛否両論あります。外壁の色選びで迷っている方は、是非今回の記事を参考にして下さいね。

 

1.黒い外壁の新築に一年住んでみた感想

我が家は今年2月に黒い外壁の注文住宅を建てました。1年近く住んでみて現在はとても満足しています。

黒い家ってメリット・デメリットを色々聞きますが、今のところは大きなデメリットはまだ感じていません。

ただし、まだ住み始めて1年しか経っていない、というのもあると思います。これから10年、20年と年月が過ぎることで、後悔する事も出てくるかもしれないです。

一年住んでみた率直な感想としては、白に比べて汚れが目立たず、デザインも気に入っており、黒い外壁を選んで正解だったと感じています。

 

2.黒い外壁のメリット

まずは黒い外壁にするメリットを見ていきましょう。黒い外壁を選ぶメリットは以下の2つが挙げられます。

【黒い外壁のメリット】
・モダンでオシャレ
・黒っぽい汚れが目立たない

 

黒い外壁のメリット1:モダンでオシャレ

黒い外壁を選ぶ一番の理由は、やはり「デザイン」によるものだと思います。

黒い家ってモダンでオシャレに見えますよね。好みの問題になりますが、個人的には黒い外壁の家があると「カッコいい」「オシャレだな」と感じます。

今でこそ増えてきましたが、やはり白い家に比べて黒い家は珍しく、周囲の目を引きやすいです。

 

黒い外壁のメリット2:黒っぽい汚れが目立たない

家の外壁の汚れって、基本的に黒っぽい汚れによるものがほとんど。「コケ」「黒ずみ」「雨だれ」などなど。

これらの汚れは白い外壁の家だと、1年くらいで目立ってきます。実際に僕の知り合いでも、白い家を建てた人は汚れで悩んでいる人が多いです。

黒い外壁の家だと、こういった「黒い汚れ」が全然目立たないので助かります。

下記の記事では白い外壁での失敗、後悔した話をご紹介しています。白い外壁に興味がある方は、併せてチェックしてくださいね。

 

3.黒い外壁のデメリット

続いては黒い外壁を選ぶことで生じるデメリット。黒い外壁を選ぶことで生じるデメリットは、以下のようなものが挙げられます。

【黒い外壁のデメリット】
・紫外線のダメージを受けやすい
・白い汚れが目立つ
・熱を帯びやすい

 

黒い外壁のデメリット1:紫外線のダメージを受けやすい

黒い外壁は紫外線を吸収しやすい分、劣化が早いと言われています。我が家はまだ1年しか住んでないため劣化はないですが、白い家に比べると劣化しやすいそうです。

例えば太陽光による「色あせ」であったり、塗装が剥がれやすくなる、などなど。

劣化しづらい外壁を使えばある程度は防げるそうですが、こればかりは長く住んでみないと分からないです。

 

黒い外壁のデメリット2:白い汚れが目立つ

黒い外壁は黒っぽい汚れは目立たないですが、その代わり白っぽい汚れは目立ちます。例えば「鳥のフン」「クモの巣」などですね。

よっぽど鳥が集まってくるような場所でない限りは、鳥のフンなんて滅多に家に付けられないと思います。我が家では1年住んでますが、鳥のフンをかけられたのは一回くらい。

クモの巣に関して言えば、たまに見かけますが無視しています。

こんな感じです。近くで見ればすぐに分かるけど、僕はあまり気にしてないです。

 

黒い外壁のデメリット3:熱を帯びやすい

「黒い家は家の中が暑い」

これってよく聞きます。けれど実際に黒い家に住んでみて感じるのは、全然暑さは感じられないということ。

夏場はもちろん暑いですが、黒い家だからといって、特別暑いかと言われれば正直全然感じません。

むしろ前に住んでいたアパートに比べて、断熱効果が高くエアコンもよく効くため、真夏でも快適に過ごせるようになりました。

下記は大工歴30年以上のプロの意見です。

【大工さんの意見】
「外壁の中にある通気層や断熱材の施工をきちんと行っていれば、室内温度への影響は気にしなくても良さそうです。」
出典:https://kisou.net/makehome/20210306

最近の家は断熱性能が高く、室内への温度はそこまで気にしなくて良いと思います。

とは言っても、外壁自体が熱くなるのは間違いないので、「外壁を触ってやけどする」こういったリスクは多少なりともあると思います。

 

4.黒い外壁の失敗談

新築の外壁を「黒」にしたことによる、失敗談は色々あります。ネット上の話を見ていきましょう。

【ネットの意見 Kさん】
「うちは黒ガルバなので外壁の木目の方向を縦にすれば良かったと後悔してます。」
出典:https://twitter.com/

こちらは外壁のデザインによるミス。デザインのミスは黒い外壁に限らず、どのような外壁でも起こりえます。

【ネットの意見 Xさん】
「義理の姉の家が黒色(暗い茶?)のサイディングです。
正直不気味。お化け屋敷みたい。」
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10225453555

黒い家のデザインって意外と難しいです・・。デザインによっては「重たい」「暗すぎる」と感じてしまう場合も。

個人的な意見ですが、真っ黒のお家はどこか車庫っぽさがありオシャレだとは思えません。やはりアクセントで何かしら色や柄を取り入れたほうが、黒い家はおしゃれに見えます。

【ネットの意見 Sさん】
「真っ白とか黒とかは色維持するために外壁清掃とかできるならとても綺麗だけどオススメはしない・・・」
出典:https://twitter.com/

黒や白のメリハリのある色は、汚れが目立ちやすい分、掃除などで手間が掛かるみたいです。普段からこまめに手入れ出来るなら良いけど、それ意外だとNGとの声も。

【ネットの意見 Xさん】
「仕事で断熱リフォームの相談でガルバの黒い家に行ったことがあります。
オーナーさんの話では夏は暑いので朝からエアコン全開だそうです。
エアコンの効いてる空間は過ごせるそうです。
途中でトイレを借りたのですが横の壁から熱気を感じましたね。
壁の中はグラスウールだそうです。汚れや鳥の糞が目立つのも大変だと・・
建てた業者は断熱材が入っているから大丈夫とオールブラックの家にしたそうです。」
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10225453555?sort=1&page=2

黒い家は熱が家の中まで伝わりやすいよう。我が家では真夏でも全然「暑い」と感じませんでしたが、断熱材などによっては「熱」が中まで伝わってくるのかもしれません。

【ネットの意見 Mさん】
「カッコいいから」とかいうアホな理由で外壁を黒にするんじゃなかったと後悔してんだよね…w
もし家の外壁塗装考えてる人が居たら、黒だけはやめておけって言いたいよ。
言うほど冬にあったかい訳でもないしな…」
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10225453555?sort=1&page=2

デザインだけで外壁の色を決めてしまうと、後々後悔する事もあるみたいです。

【ネットの意見 Mさん】
「余りの暑さになかなか壁が冷えないせいで、室内温度が下がりにくいんやわ……。何故に黒壁にしたと、後悔するくらいにはwwwwwww」
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10225453555?sort=1&page=2

こちらも黒い壁から中に「熱」が伝わってくることによる後悔。

【ネットの意見 Oさん】
「家の外壁や屋根をグレー系、黒系のガルバリウムで施工すると、近未来的なかっこいい住宅になるイメージだ。うちも外壁・屋根はガルバで被っているが、昭和チックでダサい。
出典:https://twitter.com/

黒い家は壁の素材やデザインが本当に大切です。素材選びでミスるとダサくなりがちです。

【ネットの意見 Oさん】
外壁は実物みたりしてほんと慎重にした方が良さげっす…
写真と実物がなんか違うーーってなった。今のおうち。笑
出典:https://twitter.com/

外壁ってサンプルだけでは想像がつきません。太陽光があたると全然違って見えるため、サンプルだけで外壁を選んでしまうと、家が建った後に「イメージと違った!」という失敗も考えられます。

 

5.黒い外壁を選ぶ際の注意点

続いては、黒い外壁で失敗しないための「注意点」をいくつかご紹介します。

【黒い外壁を選ぶ際の注意点】
・黒一色にしない
・外壁の素材に拘る
・景観の問題
・ツヤのある黒、濃すぎる黒を避ける

 

注意点1:黒一色にしない

黒の外壁を取り入れるにあたり、個人的に一番注意したほうが良いと思うのは「デザイン」です。黒ってシックでカッコいいイメージが強いですが、デザインでミスると味気ない感じになります。

黒い家をオシャレに見せることは簡単で、黒一色にせずアクセントを加えることが重要です。

黒一色にすると、車庫っぽいというか安っぽく見えます。玄関ドアや窓、他の色との切り替え部分を作るなどすると、よりオシャレに見えます。

ちなみに我が家では黒の外観に入り口付近に大理石を使い、玄関ドアの色もブラウン系の模様の入ったものをチョイスしました。

オシャレかと言われれば分かりませんが、個人的には満足しています。


出典:https://www.freedom.co.jp

こちらの写真のように黒い家に木目をアクセントに入れる家も増えていますね。めちゃくちゃオシャレです。

木目を入れるとシックな黒い外壁が、和モダンな雰囲気になるのでオススメです。

 

注意点2:外壁の素材に拘る

黒の外壁を選ぶなら素材選びが大切です。素材次第で「汚れにくい」「色あせしづらい」等様々なメリットが出てきます。

黒の外壁は劣化が早いと言われていますが、このような素材を選ぶことで劣化を防ぐことができます。

 

注意点3:景観の問題

うちは全くなかったのですが、建てる場所によっては景観の問題で黒い家にクレームを付けられる事があるようです。

例えばご近所さんに、

「黒い外壁のせいで視界が暗くなってしまった。」
「他の家が白なのに一軒だけ黒いから景観をもう少し考えてほしかった。」etc..

団地によっては白で統一していたり、景観条例によって外壁の色に決まりがあるような土地もあるので注意が必要。

周囲に全く黒い家がない場合は、ホームメーカーや不動産会社に確認してみたほうが良いかもしれませんね。

 

注意点4:ツヤのある黒、濃すぎる黒を避ける

これは最近聞いたのですが、濃い黒や艶のある黒は色あせしやすいそうです。反対に薄い色合いだと紫外線による劣化が目立ちづらいらしいです。

我が家は濃い黒を選んでいるので、数年後が少し怖いですね・・。

 

外壁・屋根のリフォームの無料見積もりを行う

【無料見積もりしてみる】
・タウンライフ公式サイト
Aさん「外壁を変えたい!」
Bさん「リフォーム費用はいくらぐらい掛かる?」
Cさん「屋根を変更したい!」

「タウンライフ家づくり」を利用すれば、基準をクリアした外構業者から、外壁・屋根のリフォームに発生する費用を無料で見積もりしてもらえます!

ネット上で3分程度で一括見積もりが行えるので非常に便利。

【無料でこんなサービスが受けられる!】
・ネット上で無料の見積もりが行える
・アイデアやアドバイスを無料で聞ける
・リフォームプランを立ててもらえる

わざわざメーカーに行かなくても、無料で工事の費用やプランを聞けるのでオススメです。費用が安く条件にあった業者を見つけられます。

【無料見積もりしてみる】
・タウンライフ公式サイト

 

6.まとめ

以上です。今回は外壁を「黒」にした失敗談や、僕自身が実際に黒い家を建てて感じた事などをまとめました。

黒い外壁の家は年々増加傾向にあります。見た目がシックで高級感があるので、個人的にはめちゃくちゃオススメです。

汚れに関して言えば、「鳥のフン」「クモの巣」など白っぽい汚れは目立ちますが、そうそう付かないので気になりません。逆に「雨だれ」「黒ずみ」などが目立たないので、かなり管理は楽です。

暑さに関しても最近の家は断熱性能が高いため、家の中にいても特別暑いとは感じません。

黒い外壁の家に1年間住んでみた感想としては、「黒い外壁を選んで良かった!」と感じています。

もちろんこの先「劣化」などで後悔する可能性もあるので、あくまでも今の段階での感想です。

【PR】タウンライフ家づくり
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*