ファミリークローゼットを使ってみた感想。失敗・後悔する事例とは?

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収納スペースとしても人気の「ファミリークローゼット」ですが、家庭によっては失敗したり後悔するケースもあるらしい。我が家も今年注文住宅を建てて、「ファミリークローゼット」を使うようになったので、実際に使ってみた感想なども併せてお話します。

ファミリークローゼットは最近人気が出てる収納スペース。注文住宅では取り付ける家庭が増えています。


「ファミリークローゼットは新築にいる?いらない?」
「フェミリークローゼットのデメリットって何?」
「フェミリークローゼットの失敗例や後悔するケースを知りたい!」

注文住宅を建てる際に、上記のような疑問を持つ方は多いと思います。

今回はファミリークローゼットで失敗・後悔する事例や、僕がファミリークローゼットを実際に使ってみた感想などをご紹介していきます。

これからファミリークローゼットを新築に取り付けようと考えている人は、是非今回の記事を参考にしてくださいね。

 

1.ファミリークローゼットとは?

ファミリークローゼットとは家族全員の衣類を収納しておくクローゼットの事。

一般的なクローゼットは、各部屋に取り付けて、自分の衣類のみを収納しておきます。

しかしファミリークローゼットの場合は、全員分の衣類を収納するので、家族全員が共有で使うスペースとなります。

一般的には使いやすい「1階」に取り付けられる事が多いです。例えば、「リビング」「ランドリールーム」「玄関」などの近くですね。

こうする事で生活にあわせてスムーズに使えるので便利なスペースとなります。

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ファミリークローゼットには何を収納する?

ファミリークローゼットは普通のクローゼットと違いはありません。主に収納するのは以下のようなもの。

【ファミリークローゼットに収納する物】
・普段着
・仕事の服
・アウター
・パジャマ
・通勤、通学バッグ
・下着
・部屋着
・小物etc…

通常のクローゼットの違いとしては、毎日使う物を置いておく事が多いです。例えば「仕事の服」「通勤、通学バッグ」「パジャマ」などなど。

こういった衣類は毎日使うため、1階のファミリークローゼットに置いておくと便利です。

ファミリークローゼットは家族が共有して使うスペースなので、何でもかんでも置くと利便性が悪くなります。

一人一人の衣類を最小限にまとめて使うようにしましょう。

 

2.我が家が実際に使ってみた感想

我が家は今年2月頃に注文住宅を建てて、その際に「ファミリークローゼット」を一階のリビングに設置してもらいました。

結論から言いますと、めちゃくちゃ便利で我が家では生活に無くてはならない存在になっています。

2階にも衣類を収納するスペースを設けていますが、家族全員ほとんどがファミリークローゼットをメインに使っています。

2階のウォークインクローゼットはと言うと、正直「物置」のような感じ。使ってはいるけど、いらない衣類を収納するスペースになっています。

ちなみにこれが我が家のファミリークローゼット。うーん狭い・・。

当初は毎日使う服だけ置く予定でしたが、想像以上に便利なので、僕も妻も衣類を何でも収納している状況。(洗濯後2階に片づけるのが面倒なため、ここに衣類が増えています。)

使ってみて感じたのは、「家族全員の衣類を置くのでもう少し広くても良かったかな」と思いました。

クローゼットを広くすればリビングが狭くなるので、2畳くらいにしておきましたが、3畳くらいはあっても良かったかな。

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3.ファミリークローゼットのメリット

ファミリークローゼットを新築に付ける場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?失敗しないためにも、取り付ける事で生じるメリット・デメリットはキチンと理解しておくべきです。

まずはメリットから見ていきましょう!

【ファミリークローゼットを取り付けるメリット】
・1階で着替えが出来る
・洗濯物を2階に持っていかなくて良い
・部屋が片付く
・寒い、暑い部屋で着替えなくて済む
・着替えのスペースとして利用できる

 

ファミリークローゼットのメリット1:1階で着替えが出来る

ファミリークローゼットが1階にあれば、

・朝スーツに着替える。
・お風呂の後にパジャマに着替える。
・仕事の後に部屋着に着替える。

こういった一連の「着替え」が全て1階で行なえるようになります。

2階に服を取りに行くのって結構面倒です。1階で全て完結できれば時間短縮にもなりますね。

 

ファミリークローゼットのメリット2:洗濯物を2階に持っていかなくて良い

ファミリークローゼットは基本的に、毎日使う衣類を片づけます。ですので洗濯後に畳んだ「パジャマ」「仕事着」「制服」などの衣類を2階に上がらずに片づける事が可能。

毎回2階まで運ぶのは面倒です。我が家ではランドリールームからも近いので、洗濯物は畳んですぐにファミリークローゼットに片づけます。

 

ファミリークローゼットのメリット3:部屋が片付く

ファミリークローゼットがあるとリビングが片付きます。2階にしかクローゼットがないと、ついつい片づけるのが面倒になり、ソファーやテーブルに置いてしまいますよね。

しかしすぐ側にファミリークローゼットがあれば、仕舞えるので、常にリビングを綺麗に保てます。

カバンなども押し込んでおけるので助かります。

 

ファミリークローゼットのメリット4:寒い、暑い部屋で着替えなくて済む

2畳程度の広さがあれば、ファミリークローゼット内での着替えも可能になります。

夏場に2階の部屋で汗を流しながら着替えたり、真冬に2階で震えながら着替える事も無くなります。リビングにファミリークローゼットがあれば、いつでも空調が効いた場所で着替えられます。

 

ファミリークローゼットのメリット5:着替えのスペースとして利用できる

ファミリークローゼットは扉で仕切れるので、中で着替えを行なう事も可能です。

狭すぎると着替えられないけど、2畳程度あれば着替えはできます。

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3.ファミリークローゼットのデメリット

続いてはファミリークローゼットを取り付けるデメリットを見ていきましょう。便利なファミリークローゼットですが、いくつかデメリットも存在します。

【ファミリークローゼットを取り付けるデメリット】
・他の部屋が狭くなる
・プライバシーがなくなる

 

ファミリークローゼットのデメリット1:他の部屋が狭くなる

ファミリークローゼットを設置すれば、当たり前ですが、その分他の部屋は狭くなります。

「それくらいなら、リビングを広く取りたい!」
「お風呂をもっと広くしたい!」
「ランドリールームを付けたい!」

もっと他の部屋を広くしたければ、ファミリークローゼットは諦めるしかありません。

結局はコレなんですよね。余裕があればファミリークローゼットは絶対作った方がいいし、余裕がなければ断念するしかない。

 

ファミリークローゼットのデメリット2:プライバシーがなくなる

ファミリークローゼットは家族全員で共有するスペースなので、悪く言えばプライバシーを守れません。

特の子供に女の子がいる家庭の場合。小さいうちは良いのですが、中学生、高校生になれば、当たり前ですが自分の衣類や下着を家族と同じ場所に置きたがりません。

そのためにも、子供部屋には必ず収納スペースを設けるべき。小さい時は使わなくても、大きくなるにつれて使うようになっていきます。

 

4.ファミリークローゼットの失敗・後悔する事例

続いては、ファミリークローゼットの失敗・後悔する事例についてご紹介します。便利なファミリークローゼットですが、失敗したり後悔するケースにはどのような事例が存在するのでしょうか?

【ファミリークローゼットの失敗・後悔事例】
・動線が悪い
・狭すぎた
・広すぎた
・照明のミス
・扉のミス
・寸法のミス

 

ファミリークローゼットの失敗・後悔事例1:動線が悪い

ファミリークローゼットを取り付ける際に一番重要なのが、「動線」を意識する事です。

例えば1階と2階であれば、基本的には1階に取り付けた方が使い勝手が良いです。

しかし「リビング」「お風呂」「ランドリールーム」などが2階にある家であれば、2階にファミリークローゼットを取り付けた方が良い場合もありますl。

大切なのはベースとなる場所に設置することです。

 

ファミリークローゼットの失敗・後悔事例2:狭すぎた

これは我が家での失敗した話。元々、ファミリークローゼットは必要最低限の物しか置かない予定だったから、あまり大きくスペースを取りませんでした。

でも実際に使ってみると思っている以上に便利で、必要以上に衣類を置いておきたくなりました。

結果的に妻の衣類と僕の衣類が溢れかえっており、今のスペースでは全然足りない状況に。今は整理しながら上手く使っています。

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ファミリークローゼットの失敗・後悔事例3:広すぎた

ファミリークローゼットは広すぎると、逆にスペースを持て余す事になります。

個人的には3畳くらいがベストだと思います。

大きい間取りの家であれば問題ないですが、一般的な家庭であればファミリークローゼットを無駄に広くするよりは、リビングなど別の場所にスペースを割くべきです。

とは言っても収納スペースはあるに越した事はないので、可能な範囲で広げましょう。

 

ファミリークローゼットの失敗・後悔事例4:照明のミス

ファミリークローゼットで使われる照明は大きく分けて、「普通のボタン式の照明」と「人感センサー照明」があります。人感センサーとは人の気配で勝手に電気がつくやつですね。

ボタン式の照明は消し忘れが発生しやすいです。

反対に人感センサー照明は消し忘れはないのですが、中で作業をしている時に、動作をしないと突然照明が消えてしまうなどのデメリットが考えれます。

それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

ファミリークローゼットの失敗・後悔事例5:扉のミス

ファミリークローゼットでは扉でのミスも意外と多いです。扉は各家庭によってデザインは様々。

「開き戸」「引き戸」「折れ戸」「扉なし」など色々ありますね。

開き戸は開け閉めの音を小さくできますが、開くためのスペースが必要で、場合によっては人にブツかるなどのデメリットがあります。

引き戸は扉の前にスペースが必要なく、開け閉めで力も必要ありません。我が家でもクローゼット系は引き戸が多いですが、今のところ使い勝手はいいです。

折れ戸は開口部が広く見やすいというメリットはありますが、扉が故障しやすかったり、開くのに少し力が必要だったりします。

扉なしは開放感があっていいですが、空間を区切れないため、常に中が見える状態となります。中で着替えられない、キッチンの近くであればニオイが衣類についてしまう、などのデメリットが考えられます。

 

ファミリークローゼットの失敗・後悔事例6:寸法のミス

ファミリークローゼットは「ハンガーパイプ」「棚」「枕棚」など様々な収納を取り付けます。

使う用途にあわせて自分たちで間取りを決めなくてはいけません。

これらの寸法を上手く合わせないと、「ハンガーパイプの位置が悪くて服がかけられない!」「棚部分がデッドスペースになっている」「枕棚が狭すぎて使い物にならない」など、寸法でのミスが起こる場合があります。

 

5.まとめ

以上です。今回はファミリークローゼットを実際に使ってみた感想と、失敗事例、後悔するケースなどをご紹介しました。

ファミリークローゼットは非常に便利な収納スペースですが、付け方によっては失敗するケースも多く存在します。

是非今回の失敗事例を参考にして、ミスのない設計を行って下さいね。

我が家は一階リビングにファミリークローゼットを採用しましたが、半年使ってみて、かなり満足しています。ファミリークローゼットはやはり「動線」が一番大切なんだと思います。

個人的にはもう少し広くしておきたかったけど、狭くても上手く使う事は可能です。

しかしクローゼットの動線が悪いと、結果的に使わなくなります。使わなくなるとデッドスペースになってしまうので、それだけは避けたい。

ライフスタイルにあわせて、使い勝手の良い位置にファミリークローゼットを配置して下さい。

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