アットホームで木の温もりを感じられる「ウッドデッキ」。新築のエクステリアでも人気が高く、取り入れられる方が多いですね。
ウッドデッキはオシャレで木の風合いを楽しめますが、実はいくつかの「デメリット」も存在します。
今回はウッドデッキでよく聞く後悔・失敗例。ウッドデッキのデメリットなどをご紹介していきます。
ウッドデッキをこれから取り入れようと考えている方は、是非最後までチェックしてくださいね。
1.ウッドデッキとは?
ウッドデッキとは、家の周囲に取り付けられる、木造または木造風の床を使用した「建築物」です。
テラスの一種でもあるウッドデッキは、カフェエリアとして利用したり、BBQ、子供の遊び場として使用されます。
リビングの延長として取り付けられることが多く、家族の「くつろぎの場」としても大人気です。
しかし最近では「ウッドデッキにしなければ良かった!」「ウッドデッキじゃなくてタイルデッキがいい!」といったネガティブな意見も耳にするようになってきました。
木の温もりを感じられる
ウッドデッキが選ばれる一番の理由としては、やはり「木の温もり」を感じられるから。タイルデッキはメンテナンスが必要なく楽ですが、やはり冷たくて無機質な感じがします。
それに比べてウッドデッキは木の温かみがあり、アットホームな雰囲気に仕上がります。
天然木と人工木が存在する
ウッドデッキには大きく分けて「天然木」「人工木」が存在します。
「天然木」は本物の木を使用しているため、木の風合いはもちろん、香りなども楽しむことができます。しかし劣化が激しく、1年に1回は「防腐剤」の塗り直しなどメンテナンスが必要となります。
「人工木」は耐久性が高く腐りにくいのが特徴の一つ。湿気や紫外線にも強く劣化しづらいため、最近では天然木よりも人気が高まっています。
材料には「樹脂」「プラスチック」を利用しているため、シロアリなどの被害にもあいません。ささくれなども出ないため、子供が怪我をする心配もなくなります。
人工木のデメリットとしては、熱を吸収しやすいため夏場床が高温になります。後は天然木のような本物の木の質感は味わえません。
素足で歩いても気持ちいい
ウッドデッキは素足で歩いても気持ちいいです。日頃からキレイに掃除していれば、リビングからそのまま素足のまま外に出られます。
タイルデッキだと石のような肌触りなので、やはり靴を着用するのが一般的です。その点ウッドデッキは裸足でも気持ちよくいられます。
ただし夏場だと高温になるので火傷する恐れがあります。
2.ウッドデッキのデメリット
出典:https://www.lixil-reform.net/scripts/usr/case_detail.asp?P=935536,17
ウッドデッキにはいくつかデメリットが存在します。ウッドデッキをお家に取り付けようと考えている方は、是非このデメリットも知っておいてほしいと思います!
・定期的なメンテナンスが必要
・トゲが出やすい
・カビが生えやすい
・シロアリが出る場合も
・虫が集まりやすい
・倒壊する恐れがある
ウッドデッキのデメリット1:定期的なメンテナンスが必要
ウッドデッキにはいろいろな種類がありますが、基本的に1年に1回はメンテナンスが必要となります。
デッキブラシや高圧洗浄機で掃除をしてから、防虫・防腐材塗装などを行います。これらのメンテナンスを怠ると、木が腐ったりめくれてくるので注意が必要です。
ウッドデッキのデメリット2:トゲが出やすい
天然木のウッドデッキは「トゲ」「ささくれ」などが出やすいです。小さなお子さんがいる家庭ですと、子供に刺さる可能性も考えられます。
ウッドデッキのデメリット3:カビが生えやすい
天然木のウッドデッキは水に弱いです。雨水などが付いたまま放っておくと、腐食してカビが生えたり腐ったりします。
ウッドデッキのデメリット4:シロアリが出る場合も
本物の木を使用している場合はシロアリの被害にあう場合もあります。
湿気がたまりやすく野ざらしになっている天然木のウッドデッキは、まさにシロアリが住むにはうってつけの場所となります。
ウッドデッキのデメリット5:虫が集まりやすい
ウッドデッキ下のスペースは虫が集まりやすいです。日陰で雑草などがあり、湿気が多い地帯であれば尚更です。
ウッドデッキのデメリット6:倒壊する恐れがある
ウッドデッキのデザインによっては、「台風」「積雪」などで倒壊する場合があります。
3.ウッドデッキでよく聞くネット上の失敗、後悔
続いてはウッドデッキでよく聞く「失敗」「後悔」をご紹介します。
・天然木による塗装が面倒くさい
・周囲の視線が気になる
・汚れやすい
・狭くて使いづらい
・安物を買ってしまった
・そもそもいらなかった
・色落ちがひどい
ウッドデッキのネット上の失敗1:天然木による塗装が面倒くさい
天然木の場合メンテナンスが大変です。塗装作業が必要になるため、それなりに手間が掛かります。
実際に塗装を毎年繰り返すことで、「やっぱり天然のウッドデッキにしなければよかった!」「人工木のウッドデッキにリフォームしたい!」という意見はよく耳にします。
はじめは、自分で塗装するし大丈夫
5年後、忙しくて時間がないってなるケース多発
5年に一度のペースをお勧めしてました。なかなかできないんですよね〜
出典:https://twitter.com/
木は定期的なメンテが必要ですもんねぇ 家綺麗なのに朽ち果てたウッドデッキとか見かけますし_(┐「ε:)_ うちはまさにウッドデッキ+天然芝にしてしまって少し後悔しておりますw 質感は凄く良いですけども
出典:https://twitter.com/
ウッドデッキのネット上の失敗2:周囲の視線が気になる
ウッドデッキの周りには「目隠しフェンス」を付けるのがオススメです。
我が家ではタイルデッキを裏庭に採用しましたが、周囲には180センチの目隠しフェンスを取り付けたので、パジャマでも外に出られます。
人が通る場所で遮るものがないと、丸見えになるため視線を気にして外に出なくなってしまいます。
せっかくウッドデッキを取り付けるなら、周囲の視線を気にせず伸び伸び過ごしたいですよね。
ウッドデッキやテラスで一番後悔するポイントは、先が道路などで、造ったは良いけど他人の視線が気になって使わないことです
出典:https://twitter.com/
この家かっこいいでしょ?ウッドデッキで朝食食べたりしたら気持ちよさそうって思わない?
でも、実際住んだら道路からの視線が気になって外に出ない!
これが現実!
出典:https://twitter.com/
ウッドデッキのネット上の失敗3:汚れやすい
ウッドデッキを木の板を取り付けているため、凹凸が激しく汚れが付きやすいです。砂埃や落ち葉などなど。
ウッドデッキってめちゃくちゃ汚れるよね。屋根があると流れないから余計に汚い。でも野ざらしだと痛みやすい。困ったちゃんです。
出典:https://twitter.com/
ウッドデッキって本当にマッハで汚れるよ
週一くらいでワックスかけないとな
出典:https://twitter.com/
この前むしったばっかりの庭は既に雑草パラダイスだし、ウッドデッキは雨降るたびに汚れるし…共働きで一軒家を維持するの大変なんだよね…
出典:https://twitter.com/
ウッドデッキのネット上の失敗4:狭くて使いづらい
庭にウッドデッキをつけたけど「狭かった!」という意見もありました。
狭いと使い勝手が悪くなるし、最悪の場合、まったく使わずただのデッドスペースになる場合もあるので注意が必要。
これではせっかく高い費用をかけて作った意味がなくなってしまいます。
ウッドデッキは使う目的をハッキリさせて、目的に合わせた広さを設定しましょう。
BBQ。
やっぱりウッドデッキ狭かった
出典:https://twitter.com/
南国感だしたけど
ウッドデッキ狭かった
出典:https://twitter.com/
ウッドデッキのネット上の失敗5:安物を買ってしまった
ウッドデッキはネット通販でもお手軽に購入できます。現物を見ずに安いからという理由だけで購入してしまうと、ボロかったり、しっかり固定できないため、結局はゴミとなります。
大きなゴミなので片付けるのも大変です。安いものでも良いものはあるので、キチンと自分の目で見て購入する事が大切です。
先ず私が買ったのは木製の安い物でしたので当然ながら国産ではなく作りが悪い。
留める為ネジ穴が開いてはいるが、ジョイント部分の他の穴と合わないので、自分で開けるしかなく、しかも直ぐ近くに穴がある為デカい穴になってしまって機能しない事もあった。
建てつけも悪いですからガタガタもしますしね。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14108903654
ウッドデッキのネット上の失敗6:そもそもいらなかった
ウッドデッキをつけたのはいいけど「そもそもいらなかった!」「全然使わない!」という意見もありました。
ウッドデッキは便利なスペースですが、何をするのか具体的に考えておかないと、全く有効活用できない可能性があります。
ウッドデッキってすごく人気です。
でも実際は、、、
子どもが小さい時、バーベキューで数回使っただけ
今はまったく使っていない。
出典:https://twitter.com/
義兄上、男のロマンとしてウッドデッキを作ったものの、10年以上いちども使っていないそうで‥‥姉は「和室がほしかったのに」と深く根にもっている模様‥w
出典:https://twitter.com/
ウッドデッキのネット上の失敗7:色落ちがひどい
塗装されているウッドデッキは色落ちがしやすいです。中には「ずっと色落ちがひどく、いつまで経っても座ることができない!」といった意見もありました。
我が家のウッドデッキは色落ちがすごくて座ると色が服につくためまったく活用されていません
ウッドデッキって座ったりするためのものなのに色落ちするものなんでしょうか?
設置して10年ですがまだ色落ちします
とことん落とそうと思いカビキラーでゴシゴシしたりもしましたが…まだ落ちます…
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13245975893
4.無料見積もりがオススメ
「タウンライフ家づくり」を利用すれば、基準をクリアした外構業者から、外構・お庭工事に発生する費用を無料で見積もりしてもらえます!
Bさん「ウッドデッキについて相談したい!」
Cさん「ウッドデッキっていくらぐらい掛かるの?」
このような悩みがあれば、一度無料見積もりを行ってみてください。
ネット上で3分程度で一括見積もりが行えるので非常に便利。
・ネット上で無料で工事の見積もりが行える
・家に似合うデザインを相談できる
わざわざメーカーに行かなくても、無料で工事の費用やプランを聞けるのでオススメです。費用が安く条件にあった業者を見つけられます。
5.まとめ
以上です。今回はウッドデッキのデメリットや、ネット上で失敗・後悔した話をご紹介しました。
ウッドデッキには多くのデメリットが存在しますが、それは全て「天然木」を使用した場合です。「人工木」であれば、ウッドデッキならではのデメリットも感じさせません。
人工木は本物の木を使用していないため、天然木に比べて木の質感としては劣りますが、それでもメンテナンスが楽なのは助かりますよね。
下記記事ではウッドデッキとよく比較される、「タイルデッキ」についてお話しているので、是非こちらも併せてご確認ください。