新築の外構でも人気の高い「タイルデッキ」。オシャレで高級感があるだけでなく、耐久性もあり、BBQなどのスペースとして使用するのにもオススメです。
モダンで高級感のある「タイルデッキ」は、注文住宅でも年々取り入れる方が増えています。ウッドデッキに比べて管理が楽で、手入れが苦手な家庭にも向いています。
今回はタイルデッキのメリット・デメリットを中心に、タイルデッキによる失敗・後悔例などをご紹介していきます。
「タイルデッキを新築につけたい!」
「タイルデッキってデメリットはあるの?」
「タイルデッキでの失敗例を聞きたい!」
これからタイルデッキを新築に取り付けようと考えている人は、是非今回の記事を参考にしてくださいね。
1.タイルデッキとは?
2.我が家のタイルデッキの後悔&成功ポイント
3.タイルデッキでよく聞くネット上の失敗、後悔
4.タイルデッキのメリット
5.タイルデッキのデメリット
6.無料見積もりがオススメ
7.まとめ
1.タイルデッキとは?
出典:https://www.ex-shop.net/ex-blog/?p=3338
タイルデッキとは、一階の庭部分に取り付けるタイル張りのデッキのことを指します。
BBQやお家カフェ、子供のプールや洗濯物を干すスペースなど、様々な用途に使われます。
視覚的にリビングを広く見せたり、庭をオシャレに見せる効果もあります。
掃き出し窓に隣接させることで、リビングと繋ぎ、くつろきスペースとして利用する事が多いです。
2.我が家のタイルデッキの後悔&成功ポイント
我が家も昨年注文住宅を建てましたが、その時に裏庭のスペースにタイルデッキを採用しました。
ちょうど上の写真です。
暖かい時期には「BBQ」をしたり、「家族で朝食を食べる」「お家カフェ」などを楽しんでいます。
我が家のタイルデッキでの後悔ポイントとしては下記のようなものが挙げられます。
・室外機が邪魔
・日差しよけが欲しかった
・階段を作ればよかった
タイルデッキによる我が家の後悔1:室外機が邪魔
まずエアコン室外機をタイルデッキの上に置いてしまったため、使えるスペースが狭くなってしまいました。少しズラしてタイルデッキから外せば、もっと広くデッキを使えたのになーと後悔中。
タイルデッキによる我が家の後悔2:日差しよけが欲しかった
それと、南向きにタイルデッキがあるため、真夏の夕方に「BBQ」をすると恐ろしく暑いです。
簡易的な日よけの「シェード」などがあると良かったと感じています。これについては後付けで検討中。
タイルデッキによる我が家の後悔2:階段を作ればよかった
タイルデッキをリビングの窓と同じ高さにすると、かなり高額になりました。
ですので地面にあわせて低く設計したのですが、これがリビングから降りる時負担になっています。これだけの高低差があると、小さな子供は一人で降りられません。妊婦さんなども辛いです。
できれば階段のようなデザインにして、リビングの窓から降りやすくしとけば良かったと後悔。
目隠しフェンスは大正解!!
反対に良かった点としては、周囲に目隠しフェンスを付けたことです。
180cmの目隠しフェンスがあることで、周囲の視線を気にせず、ゆったりタイルデッキでくつろぐ事ができます。
どれだけ立派なデッキを作っても、周囲から丸見えでは居心地が悪く感じてしまいます。
3.タイルデッキでよく聞くネット上の失敗、後悔
続いてはネット上の意見を参考にして、タイルデッキによる失敗・後悔した話をご紹介します。
色々な家庭の後悔ポイントを知って、是非「家づくり」に役立ててくださいね。
・狭かった
・そもそも必要なかった
・費用が高かった
・色によって汚れが目立つ
・保証が不十分だった
・ウッドデッキが良かった
・夏場熱すぎる
タイルデッキによる後悔1:狭かった
庭にタイルデッキをつけたけど「狭かった!」という意見もありました。
狭いと使い勝手が悪くなるし、最悪の場合、まったく使わずただのデッドスペースになる場合もあるので注意が必要。
これではせっかく高い費用をかけて作った意味がなくなってしまいます。
タイルデッキは使う目的をハッキリさせて、目的に合わせた広さを設定しましょう。
住む前はやっぱ想像つかんけん、どうなるんかなあ大丈夫かなあ?ってちょっと思っとって、実際住んでみて住みやすいしお家の後悔ほっとんど無いんやけど、
タイルデッキだけはもーっと大きく広くしたら良かった〜横も縦も
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タイルデッキによる後悔2:そもそも必要なかった
お家によっては庭でBBQなどを行わず、そもそもデッキが必要ない場合もあります。
無駄にコストを掛けないためにも、デッキの使用目的を明確にする必要があります。
ウッドデッキもタイルデッキも、使い道がまったくないことに気づいてしまった
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タイルデッキによる後悔3:費用が高かった
タイルデッキはデザインによっては、施工費用が割高になる場合があります。例えば「リビング続きの高さのあるデッキにする」「庭一面に施工する」などなど。
このようなデザインだと予算オーバーする可能性もあるので気をつけてください。
構の見積り高杉ワロタ
でもガレージとタイルデッキはやめたくない
できることならカーポートも
もうおうちで予算オーバー気味だからこれ以上はやめたげて
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タイルデッキによる後悔4:色によって汚れが目立つ
タイルデッキは色味によって汚れが目立ちやすいです。特に真っ白や真っ黒のタイルは汚れが目立ちやすく、キレイな状態を維持するのが大変です。
真っ黒のタイルデッキを選ぶと、「砂」が非常に目立つので注意しましょう。反対に真っ白のタイルは土や雨水の汚れなども付きやすいです。
汚れは回避出来ないです。
特に白は汚れが目立つし白を維持するのは難しい。
高圧洗浄で洗えば綺麗になりますが、結構大変です。
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タイルデッキ掃除したのにもう汚れている気がする
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タイルデッキ完成したよ
腰掛けるのにちょうど良い高さ!
リビングからも簡単に出られるよ。
子供達が大喜びで走り回って早くも汚れが…
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タイルデッキによる後悔5:保証が不十分だった
ハウスメーカーではなく、別でタイルデッキを後付けする場合には「保証内容」も十分に確認しよう。
安いからと言って別の業者に頼むと、保証がすぐに切れてしまったり、すぐに壊れて修理費が掛かってしまう場合もあります。
外注先がしっかりしてて信頼出来るとこなら問題ないけど、何かあった時の保証が不十分だって。その点HM提携のところなら保証の範囲らしくて
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タイルデッキによる後悔6:ウッドデッキが良かった
タイルデッキはウッドデッキに比べると無機質に感じます。アットホームなデザインが好きな方であれば、木の温もりが欲しくて「ウッドデッキにすればよかった」と後悔するかもしれません。
予算の関係からウッドデッキをやめてタイルデッキにした我が家。
でもやっぱりウッドデッキが欲しい
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タイルデッキによる後悔7:夏場熱すぎる
タイルデッキは夏場日光が当たっていると、かなり高温になります。裸足で歩くと火傷するレベルです。
プールの準備してたらタイルデッキで足の裏火傷した。鉄板か?熱過ぎる。
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真夏のウッドデッキ/タイルデッキはどんなもんやって思って、今日リクシル行ったついでに裸足で試してみたんだけど、こりゃ危険だわ。
めちゃめちゃ熱い。とてもじゃないけど歩けない。ちょっと足乗せただけで火傷しそうなくらい。
これは、高くても、夏に熱くなりにくいデッキ/タイルにしなきゃだわ。
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4.タイルデッキのメリット
続いてはタイルデッキのメリットを見ていきましょう。よく比較対象になる「ウッドデッキ」との違いなどもお話します。
タイルデッキを庭に取り付けるメリットには以下のようなものが存在します。
・BBQなどが行える
・庭がオシャレに見える
・メンテナンスが少ない
・掃除が簡単
・頑丈で劣化が少ない
タイルデッキのメリット1:BBQなどが行える
タイルデッキがあると、BBQや子供のプール遊び、お家カフェなどが出来るようになります。
もちろんコンクリートでもこういったことを行えるのですが、タイルデッキの方が見た目がオシャレで気分的に楽しめます。
机や椅子を置いたり、日傘などを飾るとムードが出ます。
タイルデッキのメリット2:庭がオシャレに見える
タイルデッキは取り付けるだけで、その空間だけでなく庭全体がオシャレに見えます。
イメージとしてはモダンで高級感が出る感じ。逆にウッドデッキの場合はアットホームで木の風合いを楽しめます。
タイルデッキのメリット3:メンテナンスが少ない
ウッドデッキに比べてタイルデッキは、メンテナンスがあまり必要ありません。
もちろん使い続ければ割れたりもするでしょうが、部分的に直すこともできます。
ウッドデッキのように湿気にやられたり、虫が集まりやすい、トゲが出てくる、といった面倒な事がありません。
タイルデッキのメリット4:掃除が簡単
我が家がウッドデッキではなくタイルデッキを選んだ一番の理由は、タイルデッキは掃除が簡単だから。
基本的にホウキなどで掃くだけでキレイになります。汚れが取れない時は水で流したり、ブラッシングするだけで、ほぼほぼキレイになります。
タイルデッキは汚れが染み込みにくいため、お手入れが簡単です。我が家のような掃除嫌いなズボラ家庭にとっては本当に助かる!
タイルデッキのメリット5:頑丈で劣化が少ない
タイルデッキは非常に頑丈で劣化が少ないです。
重いものを落としたりすれば、欠けることはありますが、普通に使っている分には大丈夫です。
ウッドデッキのように湿気でカビが生えたり、シロアリによる被害も無いです。
5.タイルデッキのデメリット
続いてはタイルデッキのデメリットを見ていきましょう。
・費用がかかる
・濡れていると滑りやすい
・使い勝手が悪くなる場合がある
タイルデッキのデメリット1:費用がかかる
タイルデッキを庭に設置するとなるとオプションになるので、当たり前ですがコストが発生します。
我が家ではBBQ用に縦3m×横6mくらいのタイルデッキを付けましたが、確か30万円くらい掛かりました。
デザインやサイズ、高さにもよりますが、一般的なものであれば20万円~40万円くらいが相場だと思います。
タイルデッキのデメリット2:濡れていると滑りやすい
タイルデッキは子供を遊ばせるスペースとしても人気ですが、天候によっては滑りやすくなります。
特に雪が積もっていると、子供が滑るので一人では歩かせられません。雨でも走ったりすると転びやすいです。
タイルデッキのデメリット3:使い勝手が悪くなる場合がある
タイルデッキは庭の広さによっては、逆に全体の使い勝手が悪くなる場合があるので注意しましょう。
特に庭が狭いのに無理にタイルデッキをつけた場合です。
例えば「4m×4m」の庭のスペースがあるとします。BBQを出来ないこともないスペースですが、ここに「2m×2m」のタイルデッキを置くと、中途半端な状態で区切りができてしまい使い勝手が悪くなってしまいます。
この程度の広さであれば、デッキをつけずに広々と使った方が、間違いなく使い勝手がよく感じるはずです。
タイルデッキを取り付けると地面と段差ができるため、狭いスペースだと全体が有効活用できなくなる場合があります。
6.無料見積もりがオススメ
Bさん「タイルデッキについて相談したい!」
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7.まとめ
以上です。今回はタイルデッキのメリット、デメリット、タイルデッキを採用して後悔した話などをご紹介しました。
タイルデッキはモダンで高級感があり、お手入れの必要も少ないから個人的にかなりオススメです。
今回ご紹介した後悔した話を参考にして、失敗のない家づくりを行ってくださいね。