一世一代のイベントである「家づくり」では、ハウスメーカーや工務店と話が進んでいても断るケースが多いです。
これは色々なメーカーを検討するから当然の事。
「見積もりまで出してもらったのに断るのが申し訳ない・・。」
「営業マンに不快な思いをさせそうで断れない。」
しかし中には、このように感じる人も多いと思います。
今回は、ハウスメーカー・工務店への正しい断り方をご紹介していきます。
例文などもご紹介するので、是非参考にしてくださいね。
1.どうやって断る?
ハウスメーカーや工務店を断りたくても、どのように断れば良いのか悩む方が大勢いらっしゃいます。
「断り方が分からない。」
「営業マンに逆ギレされそうで怖い!」
「電話で断っても失礼じゃない?」
話が進んでいる状況で断るのは誰でも気が引けます。営業マンが良い人であれば尚更。
しかし大きな費用がかかっているため、そんな事も言ってられません。
やはり自分たちが納得いくメーカーで家を建てる必要があるため、条件や相性が合わなければバシバシ断る勇気が必要です。
断る時は電話?対面?
ハウスメーカーや工務店の担当者に断りの連絡を入れる場合は、基本的に「対面で直接断る」「電話で断る」「メールやLINEで断る」この3つから選びます。
ケースバイケースで使い分けるようにして下さい。
断り方1:メールで断る
そこまで話が進んでいないハウスメーカーであれば、メールで断っても良いと思います。
・電話でやり取りした程度
・見積もりをお願いしただけ
・直接会ってない
・営業マンとそこまで親密でない
この程度の関係性ですね。
メールやLINEで断ると言葉で説明しない分、誠意は感じづらくなります。
打ち合わせを何度も行っているような関係の場合は、失礼なので避けるようにしましょう。
メールでお断りするのは、あくまでも深い打ち合わせをしていない段階です。
断り方2:電話で断る
電話で断るのは、一番スマートで迷惑が掛からないのでオススメです。
自分の口で説明できるので、メールやLINEに比べて誠意を感じられるでしょう。
すでに数回打ち合わせを行っているような状況であれば、しっかりと電話で断るようにして下さい。
・すでに何度も打ち合わせを行っている
・見積もり以外でも色々な頼みを聞いてもらっている
・直接会ったことがある
・営業マンと親密な関係
上記のような状況であれば、断る場合はキチンと理由をつけて電話で断るのがマナーだと思います。
断り方3:対面で直接断る
対面で直接断るのは一見すると礼儀正しくて良さそうに感じますが、営業マンの時間を割くことになるので基本的にはオススメしません。
・少しでも気持ちに迷いがある場合
例外としては、「まだ条件次第では相手のメーカーにお願いする可能性がある。」こんな場合です。
完全に吹っ切れていない場合は、会ってジックリ話してみるのが良いと思います。
その中で「やっぱり違うな。」と感じたら、その場でお断りするようにしましょう。
2.ハウスメーカー・工務店への正しい断り方5つ
家づくりでは、たくさんの「ハウスメーカー」「工務店」を比較します。
一般的には3社~4社程度。多い人だと「10社以上から見積もりを取る」なんて人もいらっしゃいますよね。
そんな中から一つの会社を選ぶわけですから、見積もりをお願いした他の会社には上手く断らなければいけません。
・他のメーカーに決まってしまった
・コスト的に合わない
・親に別メーカーを薦められた
営業マンは契約数が全てです。
打ち合わせが進んでいる状況であれば、そう簡単には引きません。
相手が納得できるような「断る理由」を用意しましょう。
正しい断り方1.他のメーカーに決まってしまった
ハウスメーカー、工務店を断る理由で一番多いのが、別のメーカーに決まったと伝える方法。
「○○工務店に条件に良いプランがあったため、契約させていただきました。良くして頂いたのに申し訳ありません。」
「比較していた別のハウスメーカーで契約する事にしました。」
他のメーカーと「契約した」もしくは「契約するつもり」と伝えれば、基本的には営業マンもそれ以上口を挟まないでしょう。
正しい断り方2.コスト的に合わない
「費用面を考慮して○○工務店と契約させていただきました。話が進んでいたのに本当に申し訳ないです。」
「見積もりが合わなかったのでB社と契約しました。」
「予算」「費用」を理由にして断るのもオススメです。
単純に「高い」というだけでは、オプションを削るなど代替案を提示されるだけです。
「安いハウスメーカーが見つかった。」などと言えば引き下がってくれます。
正しい断り方3.親に別メーカーを薦められた
「親に○○工務店を紹介されました。親の考えを尊重したいので申し訳ありません。」
「親の知り合いであるA社で契約することになりました。申し訳ありません」
このように親を出す断り方もあります。
若い世代であれば、家造りに親が口を挟むのは普通のことです。
親を出せばハウスメーカーも納得してくれるはずです。
3.断る際の注意点
続いては、ハウスメーカーや工務店を断る際の注意点をいくつかご紹介します。
・明確な理由を用意する
・できるだけ早めに断る
・感情に流されないこと
・しっかりと感謝の気持ちは伝える
・断る時は電話でスマートに
・必要以上のことはしなくて良い
断る際の注意点1.明確な理由を用意する
ハウスメーカーや工務店の営業マンは、契約をとるために必死です。
明確な断る理由がなければ、基本的には引き下がらないので注意しましょう。
このような断り方ですと営業マンは引き下がりません。
代替案やコスト割引などを提示して、なかなかクビを縦にふらないでしょう。
このようにハッキリと契約する意思がないことを伝えて下さい。
ポイントとしては別のハウスメーカーや工務店の話題を出す事。
既に別のハウスメーカーを考えているとなると、ガツガツしている営業マンでも手を引くことが多いです。
断る際の注意点2.できるだけ早めに断る
ハウスメーカーに迷惑をかけないためにも、断る場合は早めに連絡を入れるようにして下さい。
営業マンは常に新しい情報を探したり、資料集めなどを行ってくれています。
断りの連絡を先延ばしにすればするほど、それだけ迷惑がかかることを頭に入れておいて下さい。
断る際の注意点3.感情に流されないこと
家造りにおいて感情に流されると非常に危険です。
営業マンの人柄ってめちゃくちゃ大切ですが、それだけで契約してしまうと後々後悔します。
やはり一番大切なのは、ハウスメーカーのプランや費用、できる事が自分たちの条件に当てはまっているかどうかです。
2,営業マンの人柄
これらをないがしろにしてしまうと、どれだけ良い営業マンでも失敗します。
メーカーあっての営業マンということを忘れないでください。
断る際の注意点4.しっかりと感謝の気持ちは伝える
当たり前ですが、お世話になった営業マンであれば、最後にしっかり感謝の気持ちを伝えましょう。
人柄が良くなくて、感謝していない場合はメールで簡潔に断っても良いと思います。
しかし感謝しているのであれば、電話を使い自分の言葉で感謝を伝えて下さい。
断る際の注意点5.断る時は電話でスマートに
営業マンは取引を進めるために、忙しい中会う時間を作ってくれています。
おそらく打ち合わせ前に資料作成したり、調べ物をするなど、膨大な時間を割いているはずです!
それだけの時間を割いたのに、「他のメーカーに決まった」「打ち合わせは今回でやめたい」などと伝えられては気分を害しますよね。
直接会って断るにしても、前もって電話でその旨は伝えておくべきだと思います。
そうすることで営業マンが無駄な努力をせずに済むからです。
断る際の注意点6.必要以上の事はしなくてよい
このような質問も多いですが、基本的にはこういった対応は必要ありません。
あくまでも「営業マン」と「お客さん」という立ち位置なので、必要以上に後ろめたさを持つ必要はありません。
営業マンも仕事で行っているだけですから、誠意を持って電謝罪するだけで十分です!
4.ネットを使えば断らなくて済む
僕も家造りでは、リアルでハウスメーカーや工務店とやり取りをたくさん行いました。
その中で感じたのは、「リアルで会って打ち合わせを行ってしまうと本当に断りづらい!」ということ。
断らなければいけないのは分かっているのですが、必死になってくれる営業マンを見ていると気が引けます。
無料の資料請求を利用する
最近ではネットを使えば、全国のハウスメーカーや工務店から一括で無料の資料請求が行えます。
条件に合ったメーカーだけを絞れるため、たくさんのメーカーや工務店と連絡を取る手間がなくなります。
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まとめて資料請求が行えるため、1社1社断る必要がないから気持ち的にも楽です。
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5.営業マンに逆切れされたらどうする?
ハウスメーカーや工務店を断って、担当の営業マンに逆ギレされた話は意外と多いです。
ネット上の体験談を一部抜粋してご紹介します。
帰ろうと見送られる時、担当さんの怒りが込み上げてきたのか、「今まで散々手間も時間も割いてきたのに」
「忙しいなか見積の準備もしてきたのに、ふざけんなって思う私の気持ちは当然でしょう?貴方たちはひどいことをしている」
と激怒して言われました。
その場を収めるために、私たちはひたすら謝り続けて帰ってきました。
出典:https://realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/10192200060/
大手ハウスメーカーに見積もり立ててもらってたんだけど、期間先延ばしの話した瞬間逆ギレの嵐でナチュラルに腹立ったけど、こんな感情的な頭悪い人でも営業できるんだ〜って感心しつつボロクソに言い負かして全て白紙にしてやった
出典:https://twitter.com/
ようやくハウスメーカー決めた! 最初にうちが気に入って見積もりとったほうを断ることにしたんだけど…担当してた営業部長が最悪だった…こっちやめた理由の半分はこの人の態度なんだけど…最後まで態度悪かった逆ギレされたらしいよ旦那
出典:https://twitter.com/
営業マンによっては、「逆ギレ」したり「嫌味」を言ってくる場合があります。
中には断った瞬間に、突然態度が変わって豹変する営業マンもいるようです。
そんな会社とは契約すべきではない!
単刀直入に言いますと、「逆ギレや嫌味を言うような営業マンとは契約しなくて良かった!」と前向きに考えましょう。
家を建ててもらったハウスメーカーとは、今後何十年も関係を築くことになります。
逆ギレするような営業マンであれば、これから先まともにお付き合いしていく事は難しいと思います。
・アフターフォローしてもらえない
・家が建ったら放ったらかし
・ちょっとした事で切れられる
切れる営業マンとは契約しなくて良かったと思います!
6.まとめ
以上です。
今回は、ハウスメーカー・工務店への正しい断り方をご紹介しました。
ハウスメーカーや工務店との契約を断る場合は、基本的には「他のメーカーに決めた、決める予定がある」という言い方がベストです。
理由をあやふやにしてしまうと、営業マンは代替案を提示したり、契約を続行させようと話を切り替えしてきます。
何度も打ち合わせを行っており、親身になってくれた営業マンであれば、キチンと電話で謝罪すればOKです!
変に会って謝ったり、菓子折りを届けるなどの行為は、あまり意味がないのでやらなくて良いと思います。